図で考える人は仕事ができる(著者:久恒啓一)
図で考えることの有効性を説明した本。図解が単なるテクニックとして役立つというだけでなく、人生をよりよく生きる上で役立つことがこの本を通してよくわかる。
久恒啓一さんは、非常に他才な人であるが、彼の自分が関心があるテーマ(図解、知的生産、人物記念)を深堀りしていく生き方は、多くの人にとても参考になると思う。
■評価 ※ブログ主にとっての役立ち度
B+
■もっとも参考になった習慣、考え方
図にしておくと一枚の絵として記憶されて全体像をかなり正確に思い出すことができる。図解とは情報のデザイン。
■参考になったポイント(引用)
●図にしておくと一枚の絵として記憶されて全体像をかなり正確に思い出すことができる。図解とは情報のデザイン。
●マネージメントの要諦はセルフマネージメントであり、セルフマネージメントはタイムマネージメントに尽きる。(ドラッガーの言葉の引用)
●失敗の無い人生、リスクの無い人生というのはありません。ならば、とことん自分で考えて、リスクを覚悟で精一杯自分なりの人生を追及してみるのが、むしろリスクが少ないというべきなのです。
●自分が本当に満足できるのかをあらゆる行動の原点にすべき
●私たちの人生は、自分自身を発見し続ける旅です。色々なハプニングはあるわけですが、いつも自分で考えるという姿勢さえあれば、楽しくやっていけると私は信じていいます。
■面白かったポイント(引用)
●構想力の基礎となるのは地理、歴史。縦えば仙台とリスボンは地理的に似ている。
●「少数精鋭」という言葉は、精鋭が少数いれば勝てるということではなくて、少数になれば必然的に精鋭化するという真理を語っています。
●関心、興味についてはあらためて自分の本棚を眺めたりすることでもわかってくるでしょう。
■カテゴリ
②:仕事効率化・生活充実化
■構成
- 1章 なぜ図で考えると良いのか
- 2章 図解で思考力を強くする
- 3章 図解はこうして描こう
- 4章 これからは「図解思考」でいこう
- 5章 図を使えば、仕事の能率が上がる
- 6章 図は構想力や解決力を磨く
- 7章 図で人生をデザインしよう
■基本情報